神奈川県横浜市栄区飯島町489-1

文部科学大臣杯全国青年弁論大会

昭和31年(1956年)から続く日本語による弁論大会です。

文部科学大臣杯とは

 文部科学大臣杯全国青年弁論大会とは、中学生・高校生・大学生や社会人など15歳以上40歳未満の方が全国各地より集まって繰り広げる、日本語による弁論大会です。
 第55回大会では、遠くアメリカから来た弁士も登壇しました。
 全国大会ですので、大学の推薦(AO)入試や就職試験の際に評価されることもあります。
 例年、社会人の方も多数参加しています。
 中高生の部と一般の部に分かれて、合計40名程度の弁士が発表します。

審査の規定・観点

大会の審査方法や発表時間、審査員が評価する内容についてご紹介します。

初めて弁論を学ぶ人のために

弁論について、論旨や態度などをわかりやすく解説しています。

歴代大会

第1回大会からの開催地と最優秀者を紹介します。
第46回大会以降の最優秀者の氏名をクリックすると原稿を見ることができます。

歴代最優秀弁論

第46回大会以降の最優秀者の氏名をクリックすると原稿を見ることができます。
原稿の作成や弁論の学習に、ぜひご活用ください。

ギャラリー(外部リンク)

前日の抽選会や交歓会、大会本番の模様をアルバムでご覧ください。

文部科学大臣祝辞

萩生田光一
文部科学大臣

第64回文部科学大臣杯全国青年弁論大会が開催されるに当たり、一言御挨拶申し上げます。

本日、ここ高野山東京別院におきまして、本大会がこのように盛大に開催されますことをお慶び申し上げますとともに、大会の開催に御尽力されました日本弁論連盟の皆様に深く敬意を表します。

さて、本年は元号が「令和」へと改められ、新しい時代が始まりました。現在、子供たちを取り巻く環境は、「人生100年時代」や「超スマート社会」の到来など、社会の激しい変革の中にあります。

このような時代を豊かに生きていくためには、国民一人一人が、生涯にわたって質の高い学びを重ね、それぞれの立場や分野で成長し、新たな価値を生み出す力を身に付けることが必要です。

こうした力は、決して未知なる能力ではなく、どのような時代の変化を迎えるとしても、知識・技能、思考力・判断力・表現力をベースとして、自己の主体性を軸にした学びに向かう一人一人の能力や人間性が問われます。具体的には、「文章や情報を正確に読み解き、対話する力」、「科学的に思考・吟味し活用する力」、「価値を見つけ出す感性と力、好奇心・探究力」の3つの力が必要です。

本大会は、全国の青年がそれぞれの生活の中で学び、感じてきた事柄を正しく相手に伝える技術を磨き、弁論を通じて明るく元気な地域社会の発展を目指すすばらしい取組であり、正に、変化の激しい社会を生き抜くために必要な力を大いに育むことと思います。

大会に参加される皆様におかれましては、引き続き、身の回りにある様々な課題を深く考察し、色々な人との議論を通して、豊かな社会の実現を目指してほしいと思います。

結びに、本大会の御成功並びに日本弁論連盟のますますの御発展とお集まりの皆様方の御健勝と御活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

連盟会長挨拶

片岡武司
日本弁論連盟会長

 伝統に輝く、第64回文部科学大臣杯全国青年弁論大会が「令和」の御世最初の大会として、高野山東京別院にて開催できますことはこの上ない慶びであります。大会の開催に際しまして高野山高等学校の格別なご支援と、文部科学省をはじめ東京都、港区、NHK、毎日新聞社、高文連弁論専門部会等からのご後援を賜り、弁論を愛する多くの皆様のご協力を頂きました事に心からお礼申し上げます。
 この大会は昭和31年大阪府岸和田市に於いて第1回大会を開催して以来、全国各地で開催し幾多の有能な人材を世に送り出してまいりました。64年の歴史の中で、香川県琴平公会堂で開催された第9回大会は、沖縄県から出場し文部大臣杯を獲得した大城勲先生は、本土復帰に懸ける沖縄の皆さんの心を懸命に訴えました。その姿に聴衆は感動し、時の政治家の心を動かし、沖縄返還に向けての世論形成に大きな力を発揮されました。その後、大城先生の主張に感動した数多くの弁士が沖縄返還問題を積極的に取り上げ、全国各地の弁論大会に於いて真剣に訴えた事で、国内世論は大きく盛り上がり、沖縄返還が全国民の悲願として定着し、沖縄返還運動が全国津々浦々で展開されました。私はこの時、言葉が持っている偉大な力が、時代を動かす歯車が回り始めたと感じる瞬間だと感じました。そういう意味に於いて、第9回大会は最も印象に残る大会であったと思います。
弁士の皆さん、皆さんはご自身の主張に誇りと責任を持って、魂を込めて訴えてください。そして他の弁士の主張を敬いながら真剣に聴いてください。それが弁士としての責務です。過去の大会にはそれぞれ歴史が刻まれております。皆さんの力で第64回大会に新しい歴史を積み上げていただく事を心からお願いを申し上げます。
 弁論は現代の青年に欠けている思考力・表現力を身に付けさせ、責任感・義務感を育成する上においても極めて大切なものです。お互いに本日の主張に学び合い、決意を新たにご自身の人生に生かしてください。あらためてお願い致します。
 最後に、本大会の開催にご支援くださいました文部科学省、東京都、港区をはじめ、ご後援を頂きました諸団体と主管の高野山高等学校、更には日本弁論連盟役員の皆さんと、出場される弁士の皆さんのご努力に敬意を表すると共に、心からお礼を申し上げます。